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一生涯5,000万円生活

2016-05.08 Sunなまラブ

Time[21:12] Comment[0] Trackback[0]
 典型的な後半失速する作品だと思う。 プロローグでユーザーを引き込んでおきながら、いきなり個別ルートに入っちゃう。 前戯は大事だよ。

 プロローグではなくてこれが共通ルートなんだということかもしれないが、げっちゅ屋の作品紹介で読んだストーリーにある

「本日より、私たちの自由な恋愛を開放します」

の台詞は、その共通ルートのほぼ最後に出てくるので、普通はそこが本編スタート地点になるものじゃない?


 主人公は気に入った。 悪ぶってるとか厨二病ということではなく、集団行動に馴染めない、心情が理解できないから距離を置いている人物で、ガキの分際で分かったような口をきくタイプではない。
 幼馴染や義妹にどうして好かれているのかいまいち分からないが、ピアニストの先輩や保健室登校の後輩が懐くのは何となく分かる。

 そんな男が、「恋愛解禁」宣言を境に急に盛り出すわけですよ。 いやいや、そんなキャラじゃないよね。 そんな素振り見せてなかったじゃん。

 個別ルートへの入り方も最悪で、窓から空を見上げて誰の顔が浮かぶ? で、4人のヒロインの名前が選択肢として出る。 それだけで、恋愛モードに突入する。

 そして、共通ルートの終盤でヒロイン同士が面識を持つのに、あっという間に個別に入って、その後に他のヒロインの出番はほとんどない。

 これ、体験版があるとしたら、共通ルート全部入ってそうだ。 そして、そこまでの出来は良い。 その調子で全編いければねぇ。


 こういう主人公にしたのなら、ヒロインの側が恋愛を意識して思わせぶりな態度で接するようになるけど、「思わせぶり」を察する機微がないからずれた反応をしてやきもきさせる、というのが望ましい展開だろう。
 知り合ったばかりのヒロイン同士は仲良しというほどの関係ではないが、ライバルとして、ときに報われない身同士として、共感や(可愛げのある)反感で絡んでくれると見ている側は楽しい。

 そうなれば、相手の感情を察することができるように成長するイベントがあってもいいし、痺れを切らしたヒロインが単刀直入に告白するというのもいい。

 まあ、本作はラブコメじゃない、ということなんだろうけど、しっとりいくにしても、もう少し何とかならなかっただろうか。


 5つの「なま」といっても、「なまだし(中出しおねだり)」って、生セックスで中出しはエロゲのスタンダードだし、「なまぷに(生々しい肉感)」は他作品と比べて特別すごくはないし、生足といっても、ヒロイン結構ハイサイソックス穿いてるよね。
「なまころし(焦らすとより乱れる)」にいたっては、ビッチ姉ちゃんを先にプレイしていたのがいけないのだろうか、全然ピンと来ない。 むしろ、エッチシーン中に焦らすかどうかの選択肢が入ると、かえってシーンが中断して不満だ。

 「なまこい(生の恋模様)」ってのはよく分からん。 これ、どこか生っぽいところがあるの? そんなの描けてないってことじゃなくて、「こういう恋模様が『生』だ」と思い描くだけの知識と経験が私にはない。


 まあ、共通ルートだけでも楽しめて良かったと思おうか。 ところで、ヒロイン4人のうち、2人は義妹と後輩で年下なのに、ヒロインの最低カップがEってどういうこと? 最近、エロゲは貧乳に厳しいのか。
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