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一生涯5,000万円生活

2014-06.28 Satスクランブル・ラバーズ

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 雑、シナリオがすっごい雑。 前作「ナイものねだりはもうお姉妹」もそうだったけど、なぜこう九十九折の道を直進したような破壊的直情さなのだろうか。

 主人公のモノローグから始まるが、部屋に1人でいるとき本当に独り言をいっているのがまず引く。 しかもこれ以上ないほどの説明台詞のオンパレードである。 これ以下を考えるのが難しいくらいに酷い導入であった。

 4人の転校生が同じ日、同じクラスに来るというのもトンデモ設定ではあるが、知らない者同士が、転校生という共通点から仲良くなるというのは面白い趣向だ。 そんなのリアルにあるわけないが、ここはリアルさを追求するところじゃない。

 しかし、その後の「恋愛レッスン」「初恋協定」のくだりは、ない。 こういう恋愛に強制的に向き合わせようとするような取って付けたルールは、私が嫌いだというのを措いても、シナリオに全く説得力がない。 せめて、「彼女(彼氏)ほしいなぁ」とか、「恋をしたいなぁ」とか、「でもどうすればいいのか分からないなぁ」という振りがあった上で、それじゃあ、となるのが流れというものであって、知り合ったその日の昼休みに突然提案するようなことじゃねぇだろ。
 これなら、3人のヒロインが主人公に一目惚れして告白してきて、それを妹が受けて「いきなり選べというのも無理だから」と、相性を占う意味で恋愛ごっこをやってみる、というくらいがしっくりくるだろう。

 そして、妙ちくりんな協定を結んだ割に、その後はこの設定をほとんど推してこない。 協定だとレッスンだのいうのなら、もうちょっとらしくしようよ。 あまり教条的にやられても白けてしまうが、華麗に忘れ去られても困る。 さらに、告白して付き合うことになると、この設定は当然不要になってしまうので、結局全編通してあまり有意義に使われていない。

 同じ時期に転校してきて、住所は同じマンションの上左右の部屋と同室(実妹)で、しかも同じクラスと、これだけ心理的にも実際の距離も近くなる設定にしたのであれば、普通の恋愛ゲーで良かったんじゃないかと思う。 嫌でも公私とも一緒に行動することが多くなるわけだからね。

 何かしらインパクトのある設定がほしいのだろうけれど、使い切れないなら無い方がマシだと思う。 もっとも、セールスを考えると仕方ないのかもしれないけど、それで面白くなくなるというのは本末転倒だよなぁ。

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