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一生涯5,000万円生活

2014-05.02 Friレーシャル・マージ

Time[14:59] Comment[0] Trackback[0]
 いつものAXLで、とてもいい。 それにしても青山ゆかり好きだな、ここは。 私も大好きです。


 まあ、いいといっても不満は色々ある。 ウィルの善良さで学園が良い方向に変わっていく共通ルートに比べて、個別ルートは建前と形式に縛られた大人たちに翻弄されてしまって、何だかなぁと思う。 世の中そんなに甘くないというところまではまだいいのだが、それにしては解決は意外にあっさりしていて、「そんなことで丸く収まっちゃうわけ?」と脱力してしまう。

 とはいえ、これは可愛い女の子とエッチなことをするエロゲーであって、社会問題の解決を描いたユートピア小説ではない。 シナリオが破綻しているとか文章が下手過ぎて読むに堪えないということは全くないので、多少の不満は枝葉末節と割り切ろう。


 さて、肝心のヒロインたちだが、これはとても可愛い。 いきなり「大好きっ」ということはないが、友人として心を開いて、素直な反応や笑顔を見せてくれるようになるのが嬉しい。

 ここの(というかライターの)良さは、ヒロイン同士が主人公に対する好意を認め合って、誰が恋人になるとしても、ちゃんと自分の気持ちに折り合いをつける姿を描くところだ。
 多くのエロゲーでは、好感度MAXで“待て”をしているヒロインの中から、主人公が1人選んでくっつくという形式を取っているが、これだとヒロインたちの気持ちは実際どれくらいのもので、選ばれなかった女の子はどうなるんだろうと、私は気になってしまう。
 その点、ヒロインたちが集まってガールズトークをしたり、主人公に好きになってもらうために積極的になろうとする様子が描かれているのは素晴らしいことだ。

 エロに関しては頑張っているようで、ほとんどのシーンで2回戦がある。 1回イったらおしまいというのは淡白だと思うので、この構成は評価できる。 が、エロいかといわれると、私のような廃人にはそこまでのパワーが感じられない。 あくまで、2人の親密さと若さがより感じられるというところだろうか。

 
 エロゲーは、あくまで女の子といちゃいちゃしたりエッチしたりするゲーム(凌辱でない場合)だということを念頭に置いて、良い作品だと主張したい。 シナリオやらストーリーに納得して楽しみたいというなら、エロゲーではなく小説を読むことをお勧めする。





 こういうことをいうのは野暮だし、本気で指摘するわけではないけれど、メリルの盲目の呪いを解く件は、残念ながらああ上手くはいかない。 生まれたときから目の見えない人の視力が回復しても、すぐに健常者と同じように見えないというのが現実である。

 研究によると、最初は映像自体がぼやけてはっきり見えず、さらに色やコントラストが違うと同じ物体ではなく別々の図形と認識してしまうらしい。 例えば、立方体を斜めから見ると、3次元の物体ではなく、色の違う四角形が並んでいるように見える(光の当たり方で各面の色が違うため)らしい。

 というわけで、生まれたときから若しくは生まれてすぐ目が見えなくなったメリルは、呪いが解けてもすぐにウィルの顔が見えたりはしないのである。


 しかし、全員一致で普通の容姿であるウィルが、(言動が)格好良い人と認識していたメリルには、太陽よりも眩しく輝くハンサムに見えるようになったというのはとても良かった。 それでウィルを見る度にドキドキして真っ赤になる彼女はものすごく可愛い。

 視力が回復してもリハビリが必要なんだよ、なんていうリアルは、物語の中ではゴミみたいなもんだよな。
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