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一生涯5,000万円生活

2013-12.29 SunTimepiece Ensemble

Time[20:13] Comment[0] Trackback[0]
 この高校の女子制服すごいよね。 最初気付かなかったけど、胸元全開で谷間見えてるじゃん。 これで冬服とか寒すぎでしょう。 ネカフェの制服も胸元開いてるけど、制服のせいで印象なさすぎ。


 ジャンルが分からない。 目指す方向が分からない。 天才が多すぎてキャラ設定が受け入れ辛い。 そんな内容。

 時間を操るかと思えば、亡くなった双子の姉が妹に憑依していたり、科学を極めてまるで魔法のように行使できるのに、やることといえば文化祭。 何がどうなってるのかはっきりしない。
 先の展開が読めないというのは、おそらく良いことだろう。 しかし、作品の方向性、コメディかシリアスか、現実的なのかファンタジーなのかSFなのか、軽くいくのか重くなるのか、そういったことは分からないと困る。


 普通、こういう“時間”を扱った作品は何か裏があって、そこが後々祟ってくるものだ(ギャグは除く)。 「この世界のむこうで」、「閉じセカイのトリコロニー」や「なつくも、ゆるる」のように。

 ところが、本作はそうではない。 時間が足りない時に“1日増やす”なんてことをやっておきながら、それを主軸にしてシナリオは構成されていない。 ヒロインに時間が必要になったとき(というと深刻な感じがするけど、ピアノコンクールの練習とかコミケ原稿の締め切りとか客観的に割とどうでもいい理由)、使えるのだから使おうとなるが、本当にそれだけ。 ケーキ作りで卵を泡立てるのに、泡だて器よりハンドミキサーの方が速くていいよね、という程度。 ヒロインにとっては助かる話だけど、別に主人公自身の力というわけでもないし、すっきりしない。


 もう1つ、人物設定を盛り込みすぎている。 キャラ作りではなくストーリー作りのために取って付けた感さえある。  昔亡くなった双子の姉が憑依してるななみ、科学の天才である抄、ピアノの才能がある十和子、月刊誌に連載をもつ現役漫画家兼ハード陵辱エロの人気同人作家の桜織、ここって何か特別な学校なの?
 能力的には凡庸な主人公ではあまりにも見劣りする、ということが言いたいんじゃなくて、もっと普通の女の子にできなかったのかってことだ。 姉を亡くした幼馴染のななみ、兄が世界の全てである抄、女子に絶大な人気があって男が苦手な十和子(ついでに貧乏)、優秀な生徒会長で財閥の娘桜織、率直にいってこれだけでもやり過ぎなくらいに突き抜けた設定のオンパレードじゃないか。


 文化祭の準備のため学校に泊り込んだり、それが男1人女の子5人の部活だったり、そういう雰囲気とかやり取りはすごく楽しい。 それだけに、シナリオの不味さは残念だ。
 なにしろ1週間も続く文化祭期間がまさにゲーム期間になっているのに、文化祭関係ないからね。 むしろ、恋人同士の時間やプライベートに必要な時間を、問答無用で奪っていくだけになっている。 だからこそ1日が必要になるともいえるのだが、文化祭なんて学園イベント、普通はプラス方向に利用するものじゃないかい? ユーザーもそれを望むだろうし、奇を衒ったとしても成功はしていないと思うよ。
 個別ルートの転結も間延びしすぎて落ち着かない。 だらだらした日常は好きだけど、そういうのは懸案事項を全部片付けてからにしてほしい。 


 システム面での工夫は面白いと思った。 このゲームにはタイトル画面がない。 起動すると、最初から、前回の続きから、ロード画面のいずれか(設定による)から始まる。 CGや回想は、一般的なS&L画面やコンフィグと同様、ADV画面からいつでも入ることができる。 もっとも、こういう演出は、“時間”というものと絡めて何かあるんじゃないかと思わせるものだったので、結果的には余計がっかりされられることになったのだが。


 最後に、CGがダメダメだった。 部室の電気が消えてるシーンで背景は煌々と電灯がついてるし、十和子がドレスでピアノを弾くしーんの服装がネカフェのウェイトレスだし、まあこの辺はCGそのものの不出来ではないけれど、絵と文章の齟齬はいくつか目に付いた。
 よろしくないのはHCGの表情だよ。 あれはセックスしてる顔じゃないね。 顔から下を隠したら日常で恥ずかしがってるだけといっても通じる程度のものでしかない。 いくら声優さんが頑張っても、これではエロくならない。

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