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一生涯5,000万円生活

2013-06.13 Thuシロガネオトメ

Time[22:40] Comment[0] Trackback[0]
 これはあれだ、百合ゲーだ。 「その花びらにくちづけを」程ではないが「処女はお姉さまに恋してる」よりは間違いなく。 まさか、メインの女性キャラ6人中4人が破瓜しないとは思わなかった。

 主人公は夕希(♀)、メインヒロインが幼馴染の翼(男の娘)、そして他にヒロイン4人という変則的な布陣である。 私はてっきり、夕希に寄ってくる女の子を、翼をチンポ係にして食っちゃう(注:合意の上で)のかと思っていたが、夕希は翼を誰よりも大切に想っていて独占欲強いし、翼は翼で夕希以外の女の子には異性としての興味が全くなかった。 こういう設定は普通の男女でやると重過ぎて碌なことにならないのだが、女性と男の娘だと生暖かい目で見ていられる。 やっぱ見た目は大事だな。

 結局、エロゲ的観点からいって、チンコは出てきても男は全く出てこない作品である。 翼は単なる女装男子ではないのです。 乙女なのです。

 シナリオはいまいち。 魔に憑かれたヒロインをエッチ(房中術)で救うという設定は、上手く機能しているとはいえず、中盤以降はエッチする必然性が感じられない。 戦士というよりは交渉人のようなことをやっているのに、終盤になるといきなりガチバトルを連発されるのだが、バランス悪い。
 退魔師という存在も更紗だけならいいけれど、所属組織が前面に出てきてしまう割には、そっち方面への展開は全然なくて、要らない方向に風呂敷を広げすぎたんじゃないかと思う。 もっとも、そういうことを言い出すと、ラスボスを魔王に設定したのがそもそもの間違いだってことになるんだけど、実際そう思うわ。
 実質的に一本道なのは...この際仕方ないか。 百合々々しい人間関係で、個別ルートに個別エンドって違和感ありありだもんなぁ。 女装主人公ならそれでいいけど、女の子だもんね。

 テキストは悪くないが、ところどころ冗長で鬱陶しい。 次の行動が決まったのに、その場で益体もない話を続けるのはやめてくれ。 次回予告でも関係ない話に脱線されると、楽しむよりもどかしいのが先に来る。

 Hシーンも物足りない。 ♀×♀なのはいいとして、男と違って射精という分かり易い終点がないにもかかわらず、1回イって終わりというのはあまりに寂しい。 描写自体は悪くないだけに、もうちょっとねちっこくやってほしかった。

 と、ここまではプラスアルファでこうだったらより良かった、という程度なのだが、1つだけ是が非でも何とかしてほしいことがあった。 演出で、台詞の途中で立ち絵の表情が変わるのだが、その場合に表情の変化が控えている時点では、右クリックメニューやメニューボタンが全てアクティブじゃなくなるんだ。 オートモードにして黙って見てる人はいいかもしれないが、常にあれこれ操作したい私には、これが堪らなくストレスだった。
 前作プレイ時にはそんなこと気にならなかったし、他のゲームでこういう経験はないので、このタイトル特有でしかもスマートじゃない仕様だと思う。

 しかしまあ、総合すれば楽しめた。 翼が健気で可愛くてさぁ。 夕希が野郎だったらぶん殴ってるくらいに一途だ。 愛する人が他の女の子とエッチしようとしても「最後に戻ってくる港は私だからね」って、これはティーエイジャーの台詞じゃねー! 男の娘が一番可愛くなるのは、エロゲの宿命なのか。
 翼が可愛い一方、更紗の姉ちゃんが生理的にムリだったし、静姉も辛かったので後半はちょくちょくスキップしてしまったが、これは好みの問題だから。

 数年ぶりに、平日を使って小刻みにプレイした。 日曜の夜から始めて今日までかかったよ。



 男女のセックスをするのが夕希と翼だけで、しかもお互い肉体的な性別を入れ替えてやるという、これは少なくとも私にとっては前代未聞だった。 TSものは昔からあるけれど、トランスするのは主人公だけだから、こういう事態にはならないはず。
 それにしても、夕希が男に戻り、同じく女に戻った翼とセックスするのを見て、他の4人との初エッチにワクワクしていたら、一晩で元に戻るとか肩透かし過ぎる。 ライターにとって、夕希と翼の関係はそこまで特別なんだ。 男女のセックスしていいのはこの二人だけだ! という主張だよね、これ。

 前半にも書いたけど、房中術を使って魔を退けるという設定が全然生かされていないのには失望した。 アルラウネinかななは体を成していたけれど、麻衣の韋駄天や初摘の崇徳院はそもそも魔じゃないし、対話の結果大人しくすることで合意したのだから、その後エッチする必要があるというのは無理がある。
 夕希が持っている性感帯を把握して刺激する能力も、ヒロインとのエッチで使ってないよね。 腕や首をちょっと撫でただけで腰砕けになるようなスーパー(エロ)パワーなのだから、使ってたらもっとイきまくりだよね。 いやそれが見たかった。

 そして、終盤の対更紗戦と対会長戦では、一転してガチバトルし過ぎである。 更紗から護符を貰うのはいいとして、それをあっさり使いこなしたり、達人レベルの合気を習得していたりというのは、夕希の主人公補正が強すぎる。
 大体さぁ、まともに戦っても勝ち目がないからこそ、セックスバトルを挑むという趣旨だと思うわけよ。 それこそ合気じゃないけど、性感帯に触れさえすれば勝負に持ち込める、みたいな。

 1周目は翼ルート固定で、2周目からはハーレムルートに入れるけど、ハーレムというにはけじめがつきすぎていた。 ギスギスするのは困るが、交代々々でデートしてセックスするというのはハーレムぽくない。 
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