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一生涯5,000万円生活

2013-06.10 Monらぶおぶ 恋愛皇帝 of LOVE!

Time[23:50] Comment[0] Trackback[0]
 面白い。 けど、同時に酷い。 率直に言って、稲穂ルートだけでいいよ、これ。

 キャラは高レベルで立っている。 主人公を甚振って遊ぶきらいはあるが、会話も楽しい。 が、シナリオは荒削りで推敲が足りない。 勢いはあるが、広げた風呂敷が風に煽られて上手く畳めずぐだぐだになっている。 私の好みもあるが、稲穂以外はちょっと体を成してない。 共通ルートの終わりにヒロインを選ぶ選択肢が1回出るだけというのも分かりやすいフラグだけど、簡便すぎて私は好きじゃない。

 あと、最悪だったのは某重要な場面で、主人公がイサミ相手に『めぐみさん』って連呼すること。 この方、榊原イサミさんですよね? めぐみなんてキャラいねぇよ! 初期案ではめぐみだったんだろうけど、こういうの某エロ小説でもあったけど、滅茶苦茶萎えるから。 あらゆる誤字脱字の中で一番やっちゃいかんだろ、登場人物の名前間違いは。

 コメディではあるが、ラブコメとはいえないあたり、タイトル負けしているんじゃないか。 ルキナとエリカはラブにコメれるはずだが、スーは無理。 千歳もまさかの無理だなぁ。 稲穂とイサミさんも共通ルートからラブるとキャラ壊れすぎだからなぁ。

 まあ、よく言うキャラ萌えという観点からいえば十分だろう。 ただし、スールートはめちゃ短いので注意。

 これは1作目のはずなので、次はさらなる躍進を期待したい。 次回作は本気で見たいので、使い捨てはやめようね。



秋 人 アル中DV父に週替り母、火事で大火傷を負い、親に捨てられた。 後遺症で記憶力に問題あり。
ルキナ 孤児。
ス ー 試験管から生まれた天才児。 (多分)普通に子供ができた親に捨てられた。
エリカ 男の子が欲しかった親からはネグレクト気味。いじめられっ子でちょっと対人恐怖症。
ノゾエ 孤児。 秋人を火事から助けるときに頭を打ってバカになってしまった。

 メインテーマになっていないからいいが、結構えげつない家庭環境の子女が集まってて、これは改善の余地が大いにある。 シリアスシナリオのテーマならありかもしれないが、コメディのシリアス要素に家庭環境を持ってくるのは姑息だと思う。 私は、そういう自分自身で選べなかったことに縛られる話は大嫌いだ。 笑い飛ばすならともかく、コメディとは相性が悪い。

 共通ルートは面白く仕上がっているが、使い易いヒロインばかり登場させてしまってバランスが悪い。 たしかに、スーと稲穂は軽快に動いてくれると思うけどね。 千歳は最初の登場シーン以外ほぼ空気だし、ルキナとエリカも自己主張が強いキャラだから鈍重だ。

一之瀬ルキナ
 主人公はルキナを嫌っている(というか嫌がっている)という設定のはずだが、生徒会長に立候補する際も付き添っているし、ちょっと距離が近すぎる。 それに、その時点で「秋人が好きだ」「お嫁さんになりたい」と断言している人が、今更「恋をするゾ」とか言われても困る。 もっと距離を取って影で支えているようにしないと、成り立たないんじゃないの、このゲーム。
 個別ルートで段々女の子になっていくルキナは可愛くて、それを元に戻そうとする余計なおせっかいも、イサミさんの策謀だと思えば悪くない。 しかし、覚醒したルキナ、あれは駄目だ。
 子供の頃に秋人をボコボコにしてたのも、家に放火したのも、秋人に対する異常な執着があってこそ、傍観者である我々は暢気に可愛いと思うわけだ。 秋人をボコって冷めた目で見下して、「もういらない」とかいうようなヒロインはいらん。 ただ、ルキナがそういう状態になったからこそ、ユーザーは横恋慕してきたイサミさんをすんなり受け入れられる面もあるが。

 ルキナとノゾエが強過ぎて、シナリオの収拾がつかなくなった感じが拭えない。 ルキナと秋人が勝負をするにあたって、イサミさんが啖呵を切ったにもかかわらず、無様に負けた挙句に、ルキナとイサミさんのWヒロインエンドはちょっとイミフ。 
 だってさぁ、秋人が負けたらルキナの前から消えてイサミさんの彼氏になる約束していたのに、それがルキナと拠りを戻しちゃ駄目でしょう。 最後の勝負の勝敗は『ルキナが秋人をカッコイイと思ったら負け』なわけで、それならルキナが負けを認めるべきだった。 敗北時の約束からすれば、秋人がノゾエに対して言った台詞は全然意味がない。

 イサミさんは「心を閉ざしたルキナに勝ち目はない」と言った。 秋人の勝利条件はルキナの胸先三寸だった。 これで、その先の展開を想像できない奴がいたら、ちょっとおかしい。 そして、ここは王道を外れるところではない。 なんであんなんになっちゃったんだ。 やっぱイサミさんか。 イサミさんを引き込むには秋人が負けるしかないもんなぁ。 でも、そこは泣いて切らなきゃしょうがないじゃん。 シナリオの崩壊と引き換えにする価値が。。。ユーザーとしてイサにゃんは捨て難いが、ストーリーテラーならないと言って欲しい。

鳳エリカ
 秋人の前で精神年齢が明白に下がるのはすごくいい。 ああいうのって家族の距離だよなぁ。 でも、個別ルートはほぼスキップした。 良い感じの初心者カップルに外野のおせっかいのよこやりが入って、ミスコン出場、おうちの事情で見当違いの奮闘をした挙句にすれ違いって、私の嫌いなシチュオンパレード。
 それ以前に、このルートの主人公はちょっとキャラが違うと思う。 あと、1人暮らしの彼女の家の前でイチャつくのはやめようよ。 玄関から一歩中に入れば誰にも見られないんだからさぁ。

芒乃数
 なるほど、だから「スー」か。 最初に攻略したら、個別ルートのあまりの短さにこのゲーム全体が不安になった。 サブキャラとしては動くが、ヒロインになった途端扱いに困るキャラだったんだろうというのがよく分かる。 いや、そういうの透けちゃ駄目だと思うよ。

稲穂・ギ・ひかり
 自称吸血鬼、ギ族の皇女という中二病患者、かと思ったら最後の最後で本当だったことが分かる罠。 さすが、蹴りで暴走トラック止めるルキナに2分で完勝できる奴。 まあ、中二っぽいが、相応の実力は見せてくれるので痛々しくないのは良い。 
 個別ルートに入ってからは、普段とのギャップもあって最も可愛いヒロインだと思う。 周囲が余計な茶々を入れることもなく、しかし完全に二人の世界というわけでもなくバランスがいい。 “学コン”なんてイベントを企画しておきながら、それを全く利用しないのも気に入った。 シナリオもクライマックスのわずかな期間だけシリアスで、どんでん返しでハッピーエンドと完璧。
 唯一文句を言うところがあるとすれば、風邪引きイベントではイチゴ柄のブラしてたのに、イチゴぱんつを拝む機会がなかったことだ。 Hシーンは黒と水色に白の水玉ですか。 下着が

楠木千歳
 他のヒロインが奇矯すぎて影が薄い。 共通ルートの登場シーンも少ないので、選択肢が出るまで攻略ヒロイン
である確信が持てないレベル。
 個別ルートのシナリオも雑だった。 中嶋とのホモ疑惑時に告白しちゃってるのに、1週間の恋人ごっこというのは唐突だし、それが終わってどうするのかはぶん投げちゃって、秋人とヒヨコの恋人疑惑ですったもんだするというぐだぐだぶり。 こちらも千歳とみおのWヒロインエンドだが、ルキナほどには割り切れておらず、中途半端だった。
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