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一生涯5,000万円生活

2013-03.03 Sunモテすぎて修羅場なオレ

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 コレジャナイ感が溢れる。 プラリネって悪い意味で一味違った作りにしてくるように思う。

 主人公は4股かけてるクズというのが公式の人物評だが、少なくともプロローグの時点ではそんなことはない。 4人のヒロインとセックス済みなのは確かだが、誰も恋人にはなっていないし、肉体関係が同時進行で続いているわけでもない。 付き合う気もないのにセックスすることの良し悪しは賛否あるだろうが、これは何股と称するような関係ではない。 それに、とりあえず全ヒロインとひと通りセックスしちゃうようなエロゲーは少なくないし。

 生活圏が重ならなかったヒロイン達が、新学期になるとともに一同に会してしまって本編開始、となる。 ヒロイン達は主人公を好きなので、さぞや修羅場になるだろうと期待したいところだが、そういうことは全くない。 なぜなら、誰も主人公の恋人じゃないから。 付き合っているという認識はないから、ヒロイン同士で何かを察しつつも、何も主張できない中途半端な状態が続く。
 一方の主人公、肉体関係のある女が他にもいることがバレるのは不味いと、とにかく余計なことはしない、言わない、に苦心するのだが、まあ、彼の内心は嵐のように落ち着かないかもしれないが、客観的にいって単にテンパってるだけである。

 要するに、どこにも修羅場なんてないんだ。

 せっかく可愛い女の子と仲が良いのに、そういう関係を楽しむ余裕もなく、ひたすら戦々恐々としているだけで、プレイヤーは何を見せたいのかさっぱり分からない。 どうせ“クズ”呼ばわりするなら、目の前にいるヒロインとデートもセックスも楽しみつつ、他のヒロインにバレないように画策してくれないと、こちらも主人公をどう評価していいのか困る。 その上で、バレて詰め寄られて修羅場! これでしょう。
 実際は、モテ体質に対して要領が悪すぎるだけのバカにしか見えない。 まあ、これもクズの一種かもしれんが。

 もう1つ問題なのは、余計なキャラが多すぎること。 百井や美耶子、財部、主人公母とか。 立場的には生徒会役員や家族、部活仲間なので、単にいるだけなら問題ないが、いやに絡んでくる。 特に、異常に嫉妬深くて息子の女性関係にもやたらきつい母親。 百地も典型的ウザキャラだが、それ以上だ。 幼年時に、4人の女の子から二人きりで遊ぼうと誘われたのに対して、みんなで遊ぼうと提案したら泣かれてしまい、先生が事情を説明したにもかかわらず、息子を叱ったというキチガイである。 これ、2chの家庭板に出てきそうだな。

 人間関係なら、ヒロイン同士はお互いが明確なお邪魔キャラだし、主人公にしてみればそういう女が4人目の前にいるだけで凄まじいストレスである。 修羅場を面白おかしく描きたいのであれば、この5人がいれば十分であって、これ以外に茶々を入れる奴がいると、話がややこしくなるだけだ。 これは昼ドラやメロドラマじゃないんだ、エロゲーなんだぜ。

 しかも、この設定で個別ルートだけとか。 みんな仲良くで終わっては修羅場も何もないというのはあるが、修羅場というのは何も対立するだけじゃない。 エロ修羅場といえば、ハーレムセックスで日に日にやつれていく主人公、これだね。

 もっと、修羅場とは何なのか、ちゃんと考えるべきだ。 目の前で口論になって「どっちを選ぶの!」というのは定番だし、エロ漫画や小説では、そこからH対決というのもこれまた定番だ。 エロゲーなら古くはアイドル同士が男を巡って引っ叩き合いもあったし、目の前で自殺してみせたり、ナイフで刺したり、修羅場の極地はそこまでいくのである。

 面白いところがいっこもなかった。
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