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一生涯5,000万円生活

2012-12.01 Satその花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち

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 容量が1.1GBというのを見て不安に思ったが、その通りだった。 コレジャナイ感が大きい。 ふぐり屋の百合シリーズ「その花びらにくちづけを」は大好きなので、ガッカリも割り増しである。 大人の事情なのだろうが、七海の声優が変わってるし、優菜の声も声優は同じなのに違う。 シリーズは全部やっているだけに、こういうところが凄く気になる。

 シナリオはおざなりで、テキストが浅薄なのも耐え難い程だ。 もともと百合カップルがイチャイチャするだけのゲームなのでストーリーはお飾りだが、それにも限度はある。
 新たなカップル璃紗と美夜が登場し、そこに従来からの5カップルが絡んで物語を紡いでいく(というほどの物語はないけど)のはいいのだが、同人作品をプレイしていること前提な登場をするのはいただけない。 新規のユーザーは何の思い入れもないのだから、途中経過のない既存のカップルなぞ見ても面白くなかろう。 同人プレイ済みが前提なら、そもそも商業ベースじゃなくて同人で璃紗と美夜だけの新作出せばいい。

 学校公認の行事としてベストカップル投票が行われるとか、投票で選出された生徒がクリスマスやバレンタインのイベントを企画運営するという展開は無理矢理に思える。 普通の学校でもどうかという内容なのに、お嬢様学校でありえないでしょう。 そこは百歩譲るとしても、優菜と七海は付き合っていることを隠しているし、楓(地味好き)と雫(奥ゆかしい)はこういうの好きじゃなく、玲緒は絶対激怒して逃げる。 キャラ的に成立しない。
 ベストカップルといいながら5組選出するところも納得いく理由がない。 “ベスト”カップルなら1組だけ選ぶものだし、イベントの企画運営をさせるのに2人じゃきついなら、実行委員は別に募るのが普通である。 設定上、カップルが5組いるから5組選ぶというのは、完全に製作者の都合だ。

 途中の合宿その他諸々、随所にお嬢様学園らしくないイベントや描写が目白押しで、やっててうんざりしてくる。 シナリオライター見たら、佐野晋一郎じゃなかったけど、ちゃんと全部プレイしてるんだよな? CGとテキストが合ってない箇所もあるのだが、原画とシナリオで意思疎通できてないのかな。 キスシーンで、迫っている側が逆だったり、服を全部脱がしたのに制服着てたり、後者なんて全裸にする必然性ないんだからテキストを合わせようよ。

 Hシーンが少なかったのも残念だ。 同人版は10作1.8GBで83シーンなのに、今作は1.1GB19シーンである。 18禁シーンに拘るわけじゃないけど、大してイチャラブシーンがあるわけでもないし、こういう言い方は好きじゃないけれど、商業になって同人より内容が悪いのではしょうがない。

 システムも相変わらず。 ブルームハンドルも同じシステムだったから、商業なのに云々とまでは言わないけれど、「その花びらにくちづけを」の1作目って何年前だろう。 その頃からの進歩といえば、非アクティブ時の動作/停止を選択できるようになったくらい。 音声継続はないし、S/L画面開くとかならず1P目だし、非アクティブ時に動作させいても音が止まるし、ボロボロだ。 キャラ毎にテキスト色変えられる機能よりも先にすることたくさんあるでしょう?
 立ち絵を用意していない衣装の際に顔ウインドウで誤魔化すのも姑息で嫌だった。


 昔からやってる人はなかったことにした方がいい。 初めての人は、これ買うお金で同人版を買おう。 ペコの絵は結構変わってきているからちょっと違和感があるかもしれないけれど、内容は断然良いよ。
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