fc2ブログ

一生涯5,000万円生活

2014-12.06 Sat片恋ヴィジョナリー

Time[23:48] Comment[0] Trackback[0]
 エロゲーのヒロインがエロゲーのヒロインとしての自覚を持っていると、色々と説得力がある。


 ゲーム(やアニメ)のヒロインが、モニタの向こうからこんにちわ、という作品は、陳腐な設定と思ったところが意外と少ないのかな。 マンガやアニメは分からないけど、エロゲだと 「Realize me」 がそうだったかな? Minkが出した随分昔のタイトルだ。

 パッケージというかイメージ画だと愛音(エロゲヒロイン)と見上さん(リアルヒロイン)のダブルヒロインのようだけど、実際はメインの愛音に対してサブの見上さんである点は注意を要する。 そして、見上さんの机角オナニーが回想に登録されないバグがあるんですけど。
 ちなみに、小夜はHシーンはあるもののチョイ役。

 内容は設定に対して王道で奇を衒ったところもなく、素直に楽しんでいれば概ね予想通りの展開が待っている。 何かにつけて、「エロゲーのヒロインなので」 と誇らしげに主張してくる愛音が笑えていい。 主人公が彼女への対応で 「俺ってデリカシー無いなぁ」 と反省するシーンがあるけど、「そういう設定なので!」 という愛音も大概だと思うのでいいんじゃないかな。

 Hシーンはとても満足いくものに仕上がっている。 これは特に推しておきたい。 冒頭、一心不乱に抜きDLゲーを漁っていた主人公だが、このゲーム自体がそういう要請に十分応えられる出来だと思う。
 エロゲにおいてあんあん喘いで好き好き言うだけの女なんてマグロと同じ。 かと言って、饒舌に淫語を紡ぎ続ける女も好みが分かれそうなところだ。 その点、喘ぎ、状況説明をし、内心を吐露する本作は素晴らしいと言っていい。 喘ぎ声1つ取っても単調でなく、責める強度や場所の変化に応じて調子を変えてくるので飽きが来ない。 抜くにしろ読むにしろ手応えがあっていい。

 不満があるとすれば、やはり三上さんの扱いが弱い点だろうか。 折角モニターから出てきてくれた愛音を放置してまで推す気がないのは分かるが、 Hシーンが破瓜セックスと3Pしかないのはやはり少ない(オナニー等除く)。 むっつりドスケべなので、学校とか野外でのH、エロコスや道具使ったイキ地獄みたいなプレイは見たい。

 短時間で楽しめるし、実用性もある。 良いミドルプライスのDLゲーだった。 あと、なぜか 「終わる世界とバースデイ」 織塚おまけHシーンが入ってる。


 なお、商品紹介にある 『ヒロインの胸と尻のサイズを好みで変えられる機能』 というのは、フリーエッチパートの一部シーンの途中で選択肢が出るだけなので、作品全体に亘って変えられるわけではない。 『ユーザーの欲望に応える』 というのは誤解を招くと思う。
 また、テキストウィンド右端に勃起ゲージというのがあるのだが、これはよくある射精カウンター(ヒロイン視点の場合は絶頂カウンター)だった。 そして、ゲージ増加時にピロピロ効果音が鳴ってうるさい。 Hシーン中に関係ない音がなって気が散る悪システムである。 重要な効果音は特に無いので、音量は絞っておいた方がいい。
スポンサーサイト