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一生涯5,000万円生活

2013-06.30 Sunノスフェラトゥのオモチャ☆彡

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 なまじ体裁が整っているだけに、かえってしょうもなさが際立つ結果に。 体裁といっても、羊頭狗肉という程度なので、整っていても及第点には程遠い。

 プロローグは、ヒロイン全員とクルージングに来ているシーンから。 人間関係も分からないまま、ハーレムっぽい状況を説明なしに見せられる。 私はあまり好きではない(というか上手く使われないことが多い)が、1つの手法なのでいいとしよう。 この後、ヒロインと知り合う序盤が終わってここに繋がるとなれば、その先は悪くない展開が待っていそうだと思いきや、全然そんなことはなかった。
 これ、ハーレムエンドのエピローグを切り抜いて持ってきてるだけだ。 おかげで、当のエピローグは切り抜き部分を端折ってエッチして終わるという体たらくだ。

 ちなみに、往々にして蛇足に近い適当な扱いをされがちなハーレムエンドがお粗末なだけでなく、どの個別ルート辿っても似たようなものである。 物語が山場を迎えると、想像の半分くらい登ったところで頂上に着いちゃって、何だかなぁと思っているうちに何事も無く終わる。 余韻とかそういうことじゃなくて、エロゲーにあるべきイチャラブとかエロライフのようなものがないんだ。

 全体的なシナリオ構成はかようにパッとしないが、中身の方も残念である。 早々に美少女ノスフェラトゥと同居することになって、一緒に風呂入ったり寝たりする生活を送ることになるのだが、どうも感動がない。 日常描写が良くない。 朝食取って通学して帰宅するだけで、全然甘エロところがないからだ。
 もちろん、エロはある。キャラ選択画面でメイン3人を選べば、もれなくHシーンが1つ付いてくる。 しかし、どこか取ってつけたような気がしてならない。 実際、大してエロいわけじゃないしね。

 主人公の性格とか、ヒロインとの関係性とか、もっと大本の設定ですら、個別ルートどころか、1つのルートの中でもちぐはぐで、落ち着かない。 エンドロールのシナリオに6人も名前があったからさもありなんだが、こんなに少ないテキストにそんな人数使うなよ。
 個人的に一番納得いかなかったのは、パセリルートで主人公が「乙女心が分かってない」って責められるシーンが有るんだけど、「レンアイ感情について教えてほしい」と言うようなヒロイン達にそんなこと言われたくない。 というか、男女の機微に関して主人公を「鈍感」と言えるくらいなら、間違いなく恋愛感情については分かってるよ、君たち。

 このゲームでは吸魂鬼ということになっているが、分り易く言えば、全人類が吸血鬼かした世界で、わずかに残った人間である主人公を真祖であるヒロイン達が保護してくれる、という話である。 この設定とタイトルから想像されるのは、オモチャとまではいわないまでも美少女たちに愛玩動物のように可愛がられる優男ってとこだな。
 そんな内容では全然ないんだけどね。

 こういうのをやると、「ひとつ飛ばし恋愛」みたいに内容がタイトルズバリなゲームっていいなぁと思うわ。
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