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一生涯5,000万円生活

2012-11.27 Tueロックアウト (LOCKOUT)

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 締めるところは締めているけど、それ以外はユルユルで期待したほど気持ち良くない。

 ガイ・ピアース扮する主人公スノーは文句なしに格好いい。 常に人を食った態度と台詞、上からの命令も要請もとりあえず拒否から入るが、事態が万事休する前にやるべきことがやってある。 ヒロインをヒロイン扱いせず、手助け不要と思えば独りで放り出すし、必要あれば平気で殴る。 ハードボイルドだ。

 一方で、大統領の娘エミリーは典型的なアメリカンヒロインである。 平時は秀才でも、いざという時(映画等で遭遇する非常事態)には何も出来ない無力な小娘のくせに、正義感と気だけは強くて邪魔くさい。 だからこそ、我が道を行くスノーが際立つとも言えるが。



 エミリーは脱出ポットで宇宙に放り出しておけば良かったんだよ。 序盤は宇宙の監獄そっちのけで、CIAの機密漏洩をめぐるスノーの逃走劇をやってるのだから、エミリー無しで終盤に入ってもいいじゃん。 大統領の娘を救出するミッションは完遂したけど、自分は取り残されてさてどうしようって、外を眺めながら一服するあのシーンは格好良かったのに、エミリー再登場で台無しだ。
 いたところでスノーがヒロイン扱いすることはないし、実際MS1に留まっても活躍の場はなかった。 まあ、娘のために攻撃を躊躇う大統領から権限を剥奪するスコット・ラングラルのプロフェッショナルという見せ場はできたか。 あれ、大統領とラングラルのどちらに肩入れするかでその人の能力が分かるよなぁ。 

 『500人VS1人』とか「究極の監獄が無敵の要塞に」と煽っておきながら、その辺はわりとおざなりだったのは不満だ。 ああいう宣伝に釣られて見たなら、もっと囚人達と監獄の内外で戦いを繰り広げてほしいと思っても、当然といえるだろう。 広報が推す箇所間違えてるんじゃないの。

 スノーの活劇と思って見れば良し、宇宙の監獄を舞台にした脱出劇を期待しているとイマイチ、そんなところだろう。
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