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一生涯5,000万円生活

2017-10.01 Sunハンティングザ・ゾンビ (HOW TO KILL A ZOMBIE)

Time[21:54] Comment[0] Trackback[0]
 本作の主人公は、世紀末を信じて軍かぶれのサバイバル生活を営む親子。 謎の研究施設で開発される死者蘇生薬、完成するも奪われる薬、突如ラジオから流れる暴動のニュース、全く新鮮味のないシーンが、全く工夫なく流れていく。 早くも駄作の予感。

 暴動のニュースしか聞いていないのに、やたら警戒モードの親子。 GSに寄るときも、店内に入るのに銃を構える始末。 そして、ゾンビが登場しても普通に受け入れる。 適応力凄い。 というか感情的なものを色々端折りすぎ。

 その後も、全体的にもっさりしたシーンが続く。 ゾンビ相手に大暴れするにせよ、何もできずに逃げ回るにせよ、スピード感やメリハリが欲しいところだが、ひたすらもたもたしている。 鈍臭いゾンビと戦い慣れていない一般人なら現実はこんなものだろうけど、そんなところをリアルにしなくていい。

 そうこうしているうちに、息子の方がゾンビを倒した方法をメモし始める。 「銃を使わず日常の物で殺せるってことを記録するんだ。」みたいなことを言ってる。 それで、タイトル(原題)なわけだ。 そして、拙い邦題で名が体を表さなくなるのもありがちである。 「ゾンビの殺し方」とか「ゾンビを殺す100の方法」くらいの方がまだマシだろうに。


 全体的に安っぽいが、先日見た「アローン・イン・ザ・ゼット」みたいに淡々としてひたすら暗い作品よりは、幾分面白い。 コメディというほど笑わせにきてはいないが、どことなくコミカルだ。 でもまあ、「じゃあ見てみようかな」と思うなら、止めた方がいい。 面白いDVDにを見たいなら、ゾンビじゃないけど「アタック・ザ・キラードーナツ」や「シャークネード」シリーズをお勧めしておく。


 
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2017-09.08 Friアローン・イン・ザ・ゼット (HERE ALONE)

Time[21:46] Comment[0] Trackback[0]
『20XX年 それは生き残りをかけた人間と"ヤツ"との≪最後の戦い≫』

 一体どの作品を見て考えたのか分からない一文は忘れよう。

 ゾンビによって荒廃した世界で、人里離れた森の中でサバイバル生活を送る女性を描いた作品。 ゾンビ云々はさておき、自然の中で日々の食料を調達することに苦労する様は、なかなか堂に入っていると思う。 倒木から虫の幼虫をほじくり出したり、僅かな木の実を集めたり、小動物を採るための罠を仕掛けたりと涙ぐましい。
 そして、何に使うのか動物の糞を集めたり自分の尿を取っておいたりするのだが、これは後に、糞は水で溶いて体中に塗りたくり、森を出て廃屋に残された食料を探しに行くのだ。 この作品のゾンビは音や匂いに敏感なようで、生きた人間の匂いを消すための手法というわけだ。 それでも最後は見つかって追いかけられるのだが、森へ入る前に尿を頭からかぶって再度匂いを誤魔化して跡をつけられないようにする。
 食料には代えられないかもしれないが、私なら吐くな。

 中盤、行き倒れている親子(義理の父娘)を助けて3人所帯になり、生活にどことなく人間味が出てくるのだが、生憎とそれで上手く事が回り始めるほど平和な世界ではないのであった。
 1人ならただ死ぬだけで済むものを、2人以上になるとゾンビよりも恐ろしい敵が現れる。 それはロメロの昔から描かれてきている。 人間の最大の敵は常に人間だ。 といっても、見ていて恐いことは何もない。 

 ラストはやるせないというか尻切れトンボというか、特に目的もなく始まってしまう作品なので、結末も何もない。 

 まあ、どんな内容を期待したとしても、見る値打ちはないかな。 ところでこの邦題は、やっぱり「アローン・イン・ザ・ダーク」をパクっているのかしら。
  

2017-09.02 Satデッドウェディング (DEAD WEDDING)

Time[21:54] Comment[0] Trackback[0]
 結婚式関係ねぇ!

 最近はamazonとかの商品紹介の文章がどれほど盛られているのかを楽しむようになってしまっている。 幻覚でも見ているか、そもそも本編見ずに願望を書いているだけなんじゃないかというくらいに落差が酷い。

 『誰もが羨む理想の結婚式は、天国から一転、ゾンビと化した参列者により打ち壊されてしまった! 血の海に佇む悲劇の花嫁は仲間を失った悲しみを乗り越え、愛する夫と生き延びるため反撃に出る! 鮮血に染まったウェデイングドレスを身にまとい、銃を片手にゾンビの群れに立ち向かう! 前代未聞のゾンビVS花嫁の決死の闘いを描くホラー・アクション!』

 実を言うと、私はこういう作品を見たことがあるんだけど、そのタイトルは「デッドウェディング」じゃなくて「REC3」という。 あれはまさに上記の如き内容だった。

 本作は、一応見られないことはないけれど、ゾンビよりも登場人物たちの爛れた生き様の方が余程おぞましいんじゃないかというくらいで、見どころらしい見どころもなく、率直に言って面白くない。

 パッケージを見て惹かれるものがあったら、是非とも「REC3」を見よう。
  

2017-07.29 Satフリーキッシュ 絶望都市 (FREAKISH Z)

Time[21:07] Comment[0] Trackback[0]
 「Zネーション」の3rdシーズンに特典として1話が入っていたのを見て、ゾンビもの(またはその亜種)だったので視聴。

 これはhuluのオリジナルドラマなのかな? テレビドラマじゃないからなのか、1話が22分と短い。 1本に3話入ってるのかと感心したが、60分ちょっとしかないでやんの。


 『最凶サバイバル』だの『生還率0.00%』だのと大仰なことを謳っているが、中身はオーソドックスなゾンビものといっていい。 それも、発生当初を描いた作品だ。

 実のところ、作中では元人間の化物を「ゾンビかミュータントかフリークス」と表現しているが、死んだ者が生き返る場面はないし、頭を破壊しない限り倒せないという明確な描写もない。 人を襲って肉を食うのはゾンビらしいが。

 怪物化の原因は化学薬品による汚染で、汚染された人間に噛まれても感染してしまうので、概ねゾンビと思っていれば間違いはないのだろう。 化学工場の爆発により街中が化学物質を含んだ粉塵に覆われたため、建物の外に出ることが出来なくなっている。

 そのような状況で、高校の校舎内に残った生徒たちのサバイバルである。

 おそらく町に唯一の高校に、生き残った生徒は9人だけなので、食料などの物資はそこそこあるし、ゾンビが大挙して押し寄せることもないので、そういう意味ではさほど切迫感はない。 が、広い校内には少数のゾンビが彷徨いていたり、水道が止まって飲料水に困ったりと、サバイバルは必要だ。

 ティーンエイジャー同士仲が良いとは言えないし、それぞれが何かしらの秘密を抱えているが、泥沼の人間関係という面倒くさいだけのことや、世界の命運がどうとかいう遠い話はなく、ちゃんとサバイバルを描いているのは良かった。
 ゾンビ相手に武器を手にして立ち向かおうとするが、いざ襲われるとあっさり逃げ出してしまうのも面白い。 公式の作品紹介でゾンビと言っているが、登場人物たちにとっては凶暴になった人間という程度の認識なので、人を殺すことに強い抵抗を感じているのだ。 一般的なゾンビものだと割とあっさり殺し出すので、こういう反応は新鮮だ。


 ただ、若者のサバイバルだけでは話のまとめようもないからか、終盤では外部からの救出者が現れて物語が動いていくことになる。 もちろん、救い出されてめでたしめでたしなわけもなく、その人物が実は…という感じで第2シーズンへと続く。


 ぶっちゃけ、この化学工場はアンブレラで、怪しい薬品を作っていることがバレそうになったために、工場は爆破して住人は全員抹殺しようと企んだ、という感じらしい。 生き残っている主人公たちを消すために、人が送り込まれてきたというわけだ。

 企業VS子供たちというのでは、一瞬で決着がついてしまうので、どういう展開にするのか興味深い。 が、ゾンビものの行き方としては、あまり面白そうにも思えない。 どうなることやら。








  

2017-07.28 Friザ・マミー 呪われた砂漠の王女 (THE MUMMY)

Time[21:23] Comment[0] Trackback[0]
 月曜日に生徒会役員共を見なかったので残ったタダ券を使っての鑑賞。 タダ券で良かったよ、本当に。

 見に行くと言ったら、親が「あまり評判よくない」と余計な情報をくれたが、その通りだった。 これは面白くない。


 一番の問題は、主人公ニックとヒロインであるジェニーのキャラクターが定まっていないことだ。 この2人が何をしたいのかさっぱり分からない。

 ニックは米軍の仕事をしつつ盗掘で稼いでいる小悪党で、古代の謎を解き明かそうとか事件を解決しようという情熱を持った人物ではなさそうだ。 そして、アマネット(ザ・マミー)に呪われたせいで、彼女に誘導されて行動してしまうため主体性がまるでない。 終盤はジェニーを助けるために行動しているが、そもそも彼女は助けなければならないほど深い関係ではないから、必死になられてもみているこっちは感情移入できない。

 対するジェニーは考古学者だが、研究熱心なのは最初だけで、アマネットが目覚めた後はどうしてそこにいるのか分からないくらいに存在感がない。 ニックを助けようというのでもなく、アマネットを倒そうというのでもなく、脚本の都合上そこへ行かないと話が進まないから、程度の事情で動いているようにしか見えない。

 宣伝では『究極の悪』などと持て囃されているアマネットだが、こちらも少々迫力不足だ。 やりたいことは明白で、ニックを依代にしてセト神を受肉させようと企んでいるだけ主人公たちよりはマシ。
 本人もかなり強力な魔人のはずだが、ニックを神にしようとするためだけに行動しており、一般人を無暗に傷つけないからあまり酷い奴と思えない。 そもそも、セトがこの世に降りてきたらどうなるのかという部分がはっきりしないので、どの程度脅威になるのかも分からない。 敵役にしては、あまりにも悪々しくない。


 もう1つの問題は、プロディジウムだ。 この名前はパンフレットを読んで知ったのだが、ヘンリー・ジキル率いる対魔物秘密組織である。 こいつらの存在感が強すぎる。 アマネットやニックよりも強烈だ。

 完全復活していなかったとはいえ、アマネットをあっさり捕獲、拘束するだけの武力を持ち、ロンドンの地下鉄工事現場で発見された遺跡の調査権限を押さえるだけの政治力がある。 ジキルはあのジキルで、悪の人格ハイドを抑えるために「悪を抑える薬」を服用している。 ニックに服用を邪魔されたときは、ハイドに人格が変わってパワフルになっていた。

 そして最後に、作品のジャンルが分からない。 ホラーなのか、アドベンチャーなのか、アクションなのか、そのどれでもないのは間違いないが、じゃあ何なんだろう。 別に既存のジャンルに当てはめられなくても構わないが、要するに作品の方向性が不明瞭ということだ。


 主役キャラに魅力がないし、脚本も主役を主役として扱ってないし、敵が敵らしくないし、むしろプロディジウムの方が悪の組織にしか見えないし、何もかもが上手くない。


 なお、パンフレットによると、『往年のモンスター映画を次世代向けにリメイクし「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化する、ユニバーサル・ピクチャーズの巨大プロジェクト』の第1作らしい。 前述のプロディジウムはダーク・ユニバースの中核にある重要な存在とのこと。

 これを知って、始めてこの作品のバランスの悪さが理解できる。 つまり、このシリーズはプロディジウムが様々な悪と対峙し、これを倒していくのがメインストーリーであり、ニックとジェニーは今回たまたまそれに巻き込まれた一般人だったわけだ。 そういう事件をその一般人側から描いたら、それは放漫な内容になるだろう。

 これ、シリーズ第1作ってことだけど、2作目あるほど興行的に成功してるのかな。